2006年 05月 07日
本日のNHK杯(井上VS勝又) |
本日は井上慶太8段VS勝又清和5段。
戦形は1手損角代わりとなりました。
解説は石田9段だったのですが
「へぇ~~~これは感心しますねぇ」といった感じで解説というよりも視聴者と一緒に感嘆する役目(笑)
ただ、その分感想戦では対局者の言い分などが非常に参考になりました。
特に関西人の井上8段の喋り方が面白かった。
いちびっておくべきやったな~とか方言連発。ぼやきも連発。
喋りで笑わせるNHK杯将棋トーナメントを堪能です。
以下は棋譜に感想戦で出たコメントを加えてみました。
棋譜を見るときは棋譜管理ソフトを使うと非常に便利です(コンピューター将棋ソフトを持っていれば、下の奴をコピーしてソフトに貼り付ければ見れます)
棋譜管理ソフトのある柿木さんのHP
▲7六歩 △3四歩 ▲2六歩 △3二金 ▲7八金 △8四歩
▲2五歩 △8八角成 ▲同 銀 △2二銀 ▲1六歩 △1四歩
▲7七銀 △3三銀 ▲3八銀 △6二銀 ▲4六歩 △6四歩
▲4七銀 △6三銀 ▲6八玉 △4二玉 ▲5八金 △5二金
▲7九玉 △7四歩 ▲5六銀 △5四銀 ▲6六歩 △9四歩
▲9六歩 △3一玉 ▲3六歩 △4四歩 ▲3七桂 △4三金右
▲8八玉 △7三桂 ▲4八飛 △2二玉 ▲4五歩
*ここで後手の勝又長考
*どうやら、研究してきたのをど忘れしてどうして良いのか分からなくなったらしい
△8五桂 ▲8六銀 △6五歩 ▲7三角 △8一飛 ▲4四歩
△同 銀 ▲4五歩 △3三銀 ▲6五歩 △9五歩 ▲同 歩
△7五歩
*この歩を突くタイミングがいつなのか忘れたとの事
*ここからは先手が若干指しやすくなったらしいが・・・
▲同 銀 △7一飛 ▲8四角成 △8一飛 ▲7三馬 △7一飛
*一見千日手狙いのようだが
*井上8段曰く手筋らしい
▲6四馬 △3五歩 ▲2四歩 △同 歩 ▲8六歩 △6三歩
▲4六馬 △3六歩
*これが悪手
*将来桂馬を打つ場所を相手に作らせて悪い
▲同 馬
*そして、これも悪手
*8五歩として桂馬を取れば先手満足の局面
△7五飛 ▲同 歩 △6六角 ▲7七桂
*これも酷い受けだった
*感想戦ではすでに先手がきつい局面らしいが8七玉と入玉を狙うのが正解だったのか
△7六歩 ▲8五歩 △8六銀 ▲6七金右 △7七歩成 ▲同金直
△8七歩
*これが好手で、後手の優勢がはっきりした
▲7九玉 △7七角成 ▲同 金 △同銀不成 ▲6九玉 △4九金
*これも好手で先手に粘りを与えない筋の悪い好手
▲5八玉 △4八金 ▲同 玉 △7八飛
*これは疑問手で8八飛が正解だったらしい
▲4七玉
*ここでも合駒をするのが正解だった
△5五桂 ▲同 銀 △同 銀 ▲5八桂 △4六金 ▲同 馬
△同 銀 ▲同 玉 △5八飛成 ▲2三歩
*最後の反撃で詰ましに行く局面
*この手から一連の流れを読むのは流石プロといった所
△同 金 ▲7二飛 △4二歩 ▲3二金 △同 玉 ▲4一角
△同 玉 ▲5二銀 △3一玉 ▲3二金 △同 玉 ▲4三銀成
△同 玉 ▲3五桂 △3四玉 ▲7四飛成 △5四金
*桂馬を打てば逆王手で非常に気持ちが良く、アマチュアだと思わず打ってしまいそうだが
*桂馬の合駒には同竜として2六桂と打ち込むと頓死してしまう、いわゆるハメの手筋であった
*2三歩の局面からこのハメを狙った一連の逆転を狙う筋は感心させられた
*ここで先手投了
まで118手で後手の勝ち
戦形は1手損角代わりとなりました。
解説は石田9段だったのですが
「へぇ~~~これは感心しますねぇ」といった感じで解説というよりも視聴者と一緒に感嘆する役目(笑)
ただ、その分感想戦では対局者の言い分などが非常に参考になりました。
特に関西人の井上8段の喋り方が面白かった。
いちびっておくべきやったな~とか方言連発。ぼやきも連発。
喋りで笑わせるNHK杯将棋トーナメントを堪能です。
以下は棋譜に感想戦で出たコメントを加えてみました。
棋譜を見るときは棋譜管理ソフトを使うと非常に便利です(コンピューター将棋ソフトを持っていれば、下の奴をコピーしてソフトに貼り付ければ見れます)
棋譜管理ソフトのある柿木さんのHP
▲7六歩 △3四歩 ▲2六歩 △3二金 ▲7八金 △8四歩
▲2五歩 △8八角成 ▲同 銀 △2二銀 ▲1六歩 △1四歩
▲7七銀 △3三銀 ▲3八銀 △6二銀 ▲4六歩 △6四歩
▲4七銀 △6三銀 ▲6八玉 △4二玉 ▲5八金 △5二金
▲7九玉 △7四歩 ▲5六銀 △5四銀 ▲6六歩 △9四歩
▲9六歩 △3一玉 ▲3六歩 △4四歩 ▲3七桂 △4三金右
▲8八玉 △7三桂 ▲4八飛 △2二玉 ▲4五歩
*ここで後手の勝又長考
*どうやら、研究してきたのをど忘れしてどうして良いのか分からなくなったらしい
△8五桂 ▲8六銀 △6五歩 ▲7三角 △8一飛 ▲4四歩
△同 銀 ▲4五歩 △3三銀 ▲6五歩 △9五歩 ▲同 歩
△7五歩
*この歩を突くタイミングがいつなのか忘れたとの事
*ここからは先手が若干指しやすくなったらしいが・・・
▲同 銀 △7一飛 ▲8四角成 △8一飛 ▲7三馬 △7一飛
*一見千日手狙いのようだが
*井上8段曰く手筋らしい
▲6四馬 △3五歩 ▲2四歩 △同 歩 ▲8六歩 △6三歩
▲4六馬 △3六歩
*これが悪手
*将来桂馬を打つ場所を相手に作らせて悪い
▲同 馬
*そして、これも悪手
*8五歩として桂馬を取れば先手満足の局面
△7五飛 ▲同 歩 △6六角 ▲7七桂
*これも酷い受けだった
*感想戦ではすでに先手がきつい局面らしいが8七玉と入玉を狙うのが正解だったのか
△7六歩 ▲8五歩 △8六銀 ▲6七金右 △7七歩成 ▲同金直
△8七歩
*これが好手で、後手の優勢がはっきりした
▲7九玉 △7七角成 ▲同 金 △同銀不成 ▲6九玉 △4九金
*これも好手で先手に粘りを与えない筋の悪い好手
▲5八玉 △4八金 ▲同 玉 △7八飛
*これは疑問手で8八飛が正解だったらしい
▲4七玉
*ここでも合駒をするのが正解だった
△5五桂 ▲同 銀 △同 銀 ▲5八桂 △4六金 ▲同 馬
△同 銀 ▲同 玉 △5八飛成 ▲2三歩
*最後の反撃で詰ましに行く局面
*この手から一連の流れを読むのは流石プロといった所
△同 金 ▲7二飛 △4二歩 ▲3二金 △同 玉 ▲4一角
△同 玉 ▲5二銀 △3一玉 ▲3二金 △同 玉 ▲4三銀成
△同 玉 ▲3五桂 △3四玉 ▲7四飛成 △5四金
*桂馬を打てば逆王手で非常に気持ちが良く、アマチュアだと思わず打ってしまいそうだが
*桂馬の合駒には同竜として2六桂と打ち込むと頓死してしまう、いわゆるハメの手筋であった
*2三歩の局面からこのハメを狙った一連の逆転を狙う筋は感心させられた
*ここで先手投了
まで118手で後手の勝ち
by minister0330
| 2006-05-07 13:34
| 将棋